地震

3/11 14:46
三陸沖
M7.9 M8.8 M9.0　（どんどん更新された・・）
東京23区の震度は5強

仕事中。
初期微動が長く、震源が遠いことはすぐに想像できた。
しかし、その後の主要動は想像以上の大きさだった。
俺の席は壁際から二つ目の島で中央の通路より。
闇雲に動かず、座ったまま、机につかまり周りを観察し続けた。
危険なものはなんだ？
複合機は動き出したら危ないぞ。
キャビネは倒れたら死ぬぞ。
キャビネの扉空いてるじゃん！！！
思わず叫んだ。「●●さん！後ろのキャビネ閉めて！！」

しばらくして外に避難。
もう戻れない可能性を考え、帰宅できる状態で外に出る。

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15:15
茨城県沖
M7.4
東京23区の震度は5弱

避難先に指定されている公園が工事中で立ち入れない・・・。
皆が周辺道路で不安そうに集まっている。
そこに第二段の茨城沖が来た。
17階建て、10階建て、首都高速、様々なものが音を発してぐらぐら揺れている。
ビルって曲がるんだ・・・。
次の瞬間何が起きるかと想像しながら揺れるビルを冷静に見上げていた。

ガラスが降ってくるかもしれない。
ビルに組まれた工事用の足場が崩れるかもしれない。
見てる範囲で一番丈夫そうな自分の会社が崩壊するかもしれない。
首都高が阪神淡路のように折れて倒れるかもしれない。
次の瞬間どちらに逃げるのが正解か？


1時間ほど外にいただろうか、余震も続いているが、社内へ戻る許可が出た。
何が落下してくるかわからない屋外よりはるかに安全だと思う。
もちろんビルが倒壊したら一発アウトだが・・・。