帰宅難民

まずはヨメと連絡を取りたい。
携帯。メールは飛ぶが届いている気配はない。
ためしにPCでメール。
あっさり連絡がついた。
同じ要領で実家にもメール連絡。

以後、情報はインターネットから収集する。
今回の地震においてネットが生きていたのは非常に大きかった。

次に自宅。
電話するも当然つながらない。
携帯が無理なら固定電話が通じやすい可能性もあるのでチャレンジするがつながらない。
そのうち都内は通じるようになる。
県外もタイミングによってはつながるらしいが、茨城はつながる気配なし。

そのうち、試しに再度携帯から電話すると一発でつながった！
これで自宅側の安否も確認できた。

ここからは情報収集合戦。

UstreamでNHK、TBS、フジが同時放送をしているとのこと。
3つを同時表示して翌日帰るまで表示。

次にmixi。
SNSのリアルタイムの情報量はすごかった。
推測も多数書かれているの取捨選択はしなければいけないが、生の声はこれ以上にない情報である。

次はジョルダンライブ。
こんなサイト全く知らなかったのだが、これも電車情報がリアルタイムで投稿され、運転有無、混雑具合などの情報が非常に役立った。

さて、今日帰宅できるのかなのだが、通勤線であるTXは早々に運休発表。
これにより会社泊まりが決定。

最も早い人で明るいうちに帰宅していった。
タクシーを拾うという人、徒歩で帰るという人など。

電車は各社安全確認中。

買出しに行く。
コンビにはどこも長蛇の列。
おにぎり、パン、サンドウィッチ類は空。
とりあえず明日朝の分までのカップ麺などを買う。

22時くらいから休憩室のマッサージ椅子で2時間ほど仮眠。
4階に戻るとだいぶ人が減っていた。

地下鉄運転再開。
年末年始のように終夜運転とのこと。
これを目指して、夜中に会社を後にする人たち。

結局、俺のフロアは5人だけになった。

余震が続く中、ひたすら時間を潰す。


当たり前だが高速道路が全線通行止め。
ここは箱崎なのだが、試しにと思いカメラを持って最上階へ行く。
4階から17階へ・・・。



車が一台もいない首都高。
かつてこんな光景になることがあったのだろうか。